知っておきたい!入園や入学祝いお返しの8つのマナー

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入園・入学まであともう少しです。入園や入学を控えた家庭では、お祝いをもらうこともあると思いますが、このとき気になるのがお返しのマナーですよね。ここでは、入園、入学祝いのお返しのマナーをおさえましょう。

子どもから「ありがとう」と伝えよう

3入園や入学のお祝いは、収入のない子どもへの贈り物なので、本来はお返しは不要とされています。お返しをしない場合でも、必ず子ども本人から贈ってくれた相手にお礼を伝えましょう。伝える方法は電話でも手紙でも大丈夫です。文字がまだ書けない子どもの場合は、親がお礼状を送る際に子どものかいた絵を一緒に送る方法もおすすめです。現金などをお祝いで頂いた場合は、そのお金で買った品物と子どもを一緒に写真に撮って同封すると良いでしょう。相手は、贈り物が無事に届いたのかどうかも心配になっているので、頂きましたのご報告も兼ねて、なるべく早めにお礼は伝えるようにしましょう。お返しをする場合でお返しがまだ用意できていない場合でも、お礼は先に伝えましょう。

水引は紅白の蝶結びを使おう


原則はお返し不要ですが、おつきあいの関係上お返しをした方が良い場合や、お返しをするべきかしないべきか悩むような場合は、お返しをした方が良いでしょう。その場合、水引は紅白の蝶結びを選んで下さい。入学に関することは、何度あっても嬉しいお祝いなので、何度でも結びなおせる蝶結びを使います。

のしの書き方

80のしは入園の場合は「内祝」または「御礼」とし、入学の場合は「入学内祝」または「内祝」とします。のしの下側には子どもの名前を書きます。フルネームでも良いですが、小学生くらいまでは子どもの下の名前だけにする場合が多いようです。「内のし」と呼ばれる包装紙の内側にのしをかける方法が一般的ですが、地域によって異なるので確認してみましょう。

お返しの相場をおさえよう

46お返しの金額の相場は、頂いたお祝いのおよそ3分の1から半分の額になります。両親からは、かわいい孫のために、と高額のお祝いをもらう家庭も多いと思いますが、お返しとしては5千円を目安にするところが多いようです。

お返しとしてオススメの品

SAYA072160011_TP_V1お返しの品としては、使ったり食べたりすると無くなる実用品が一般的です。商品券ギフトカードが人気なようです。ほかにもお返しの定番でもあるスイーツや飲み物の詰め合わせも喜ばれます。毎日の生活で使えるので、洗剤や入浴剤・タオルなどの消耗品も人気がありますよ。

お返しとしてNGの品

GREEN20160902090216_TP_V1逆にお返しとして適さないものをみてみましょう。肌着や腰から下に身に着けるものをお祝い返しで贈るのはNGとされているので、気を付けましょう。また、頂いた品よりもお返しの方が高い場合や、包装されていない場合もマナー違反となるので注意が必要です。

なるべく早めにお返しをしよう

ELLY092062116_TP_V1お返しはなるべく早く贈るようにしましょう。お祝いをもらってから23週間以内にお返しができるのが理想的ですが、入園や入学のシーズンは準備などでいろいろ忙しい時期でもあるので、なかなかお返しができないこともあるでしょう。その場合でも、入園式や入学式が終わってから1ヶ月以内にはお返しをするようにします。

相手の家庭に子どもがいる場合は、その時にお祝いを贈ろう

6贈り物を頂いた家庭に、まだ幼稚園や保育園に通っていない子どもや、まだ学校に入学していない子どもがいる場合、その子どもが入園や入学をするときには、必ずお祝いを贈るようにしましょう。

まとめ

原則的には、お返し不要の入園・入学祝いですが、お礼の気持ちは必ず伝えたいですよね。お祝いごとに関することなので、マナーはしっかりおさえておきましょう。

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