「うちの子勉強ができなくて困ってるのよ・・・。」
という声をよく聞くことがあります。
実際のところ、勉強ができないというより、何かがわからない状態にあってそこで立ち止まっていると言った方が正しいのではないのかと私は思います。
そこで今回は、子供が勉強ができない3つのパターンとその対処法について書いていきたいなと思っています。
勉強ができない?3つのパターンとは?
1、どこがわからないのかわからないパターン
子供自身が、どこがわからないのかわかっていない状態にあることが多いんです。
そのような場合に、何から手を付けていいのかもわからず、勉強がわからないところで止まってしまい、わからないことに嫌気がさして勉強が嫌いになってしまう事があります。
そうなる前に、子供とコミュニケーションをとって、どこがわからないのか・どんなとこが苦手なのかを見つけてあげることが大切です。
中学生や高校生になってからもあり得ることで、まずなにがわからないのを特定し、解決してあげることが必要です。
そうすると、いつの間にか勉強ができるようになっている、ということもありますよ!
2、勉強の楽しさがわからないパターン
多くの子供の場合当てはまるのがこのパターンではないでしょうか?
「勉強ができない」のではなく、楽しくないから「勉強をなかなかしない」という状態になってしまっている状態です。
例えば、アニメが大好きでアニメのキャラクターを事細かく知っている、日本の駅に詳しくてすべての駅を答えることができる…けど勉強ができないなんていうのがこのパターンに当てはまります。
自分が興味があることについて知識を身につけることができるのであれば、学校の勉強だって興味が出てくればできるはずです!
いかに、学校の勉強に関わることに興味を持てるか、というところがポイントになります。
例えば、歴史のドラマを観て物語を楽しんで社会の歴史に興味を持つとか、そういったいわるゆ勉強から少し距離を置いた形で、まずは興味を持たせた方がいいかもしれません。
興味を持つことで、勉強がぐっとできるようになる可能性がありますよ。
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3、言語情報がわからないパターン
「りんごを3個、ぶどうを2個買いました。合わせて何個ですか?」
と、子供に聞いてみると、算数の問題ではなく言語情報がわかっていない場合が多いんです。
そういった子供は、「勉強ができないわけではありません」!
3~5歳までは「どもり」があったりして、言葉が脳に伝達するスピードが遅いだけなんです。
まずは、ゆっくりと最後まで話を聞いてあげることが大切です。
こんなことしていませんか?
勉強にやる気が出ない子の中に
- 両親または母親が口うるさく、子供の話を聞かない
- 家庭内での会話がない
という共通点があれば、その子ほど意思表示が弱い・無気力な子が多いような気がします。
家庭教師のアルバイトを少しやってましたが、私の経験上そんな気がしました。
勉強と家庭の環境は一見関係のないような感じはしますが、コミュニケーションがとても大切だとおもいます。
最後に
「うん、うん。それはすごいね!」
「よくできたね!」
などと、子供の話をじっくり聞いてあげるなど、コミュニケーションをとってあげてください。
あとは、「この子は勉強ができない」などと決めつけないでください。
家族の接し方で子供の才能を伸ばせるんです。
協力し合ってがんばってください。