小学生を学習塾に絶対に行かせてはならない8つの理由

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小学校中学年、高学年の父母のみなさんから、こんな相談をよく受けます。子どもを学習塾へ通わせた方がいいのかどうか、子どもを学習塾に通わせたいが嫌がっている、周りが行っているので学習塾に行かせないのは心配、などなど。中1ギャップとか、小4ビハインドという言葉が独り歩きして不安になっている保護者も多いようです。

小学生を学習塾に行かせた方がいいのか?

その答えははっきりノーです。
特にこれらの相談のようなケースでは絶対に学習塾に子どもを通わせるべきではありません。


その理由をいくつかあげていきます。

自立した学習ができない子どもになる

まず、学習塾に通って学習塾のペースで勉強をする、または学習塾の先生や周りの生徒に合わせて学習をする習慣を付けてしまうと、自立した学習ができない子どもになります。ここがいちばん重要です。勉強ができるか、できないかよりも、自分の意思で何かができることの方が重要です。アクティブラーニングなど学校を取り巻く状況が大きく変わる今、自分で学習する動機を持ったり、計画を立てたりする機会を奪うことは大学受験や就職を含めて将来に大きな影響を残します。

運動やピアノの方が重要

学習塾に行かせるなら、小学生のうちは好きなことを好きなだけやらせた方がよいです。外で運動をさせたり、ピアノを習わせた方が長期的には脳の発達によいことはよく知られています。五感からの刺激により、脳で考え、行動を決める「感覚統合」がうまく行えるようにすることが幼少期の教育に最も重要です。子どもが何か習い事に興味を持ったら、スポーツやピアノなどの音楽教室の存在も知らせてあげましょう。目標を持って何かをやるということもこの中で学ぶ機会になります。
親子で楽しむ習いごともよいでしょう。

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