子供にスマホを持たせる時期に悩んでいる親も少なくはないと思います。習い事をしているから、事件や事故が多いからという理由で、早い子だと小学校低学年くらいで携帯電話やスマホを持たせている家庭もあるようです。
中学校に入れば、友達はみんな持っているから、と子供にせがまれたりする場合もあります。
しかし、スマホを持つ事で犯罪に巻き込まれるのではないかもなどの心配もあるかと思います。高額な金額の請求をされた、事件や犯罪に巻き込まれるのを防ぐためにも、子供に携帯やスマホを持たせる前に、親がやるべき事をご紹介します。
1 フイルタリングはダブルでかける
各携帯電話会社は、18歳未満が利用する場合、保護者が不要の申し出をしない限り、フイルタリングの利用が条件になっています。スマホを購入する際に、販売店の指導でフイルタリングの設定が行われ、未成年者に不適切なサイトへのアクセスが制限されます。
ただし、携帯電話会社が提供するフィルタリングサービスは、携帯電話会社の回線(電波)は申し込めば制限できるのですが、Wi-Fiはアプリケーションを追加するなどの対応が必要です。携帯各社でも一部有料ですが、機能制限アプリを用意しています。スマートフォン購入時に、販売店に相談することをおすすめします。
2 アプリ使用時の注意点
アプリをダウンロードする際にフイルタリングが使えないことがあります。アップル「iOS」のペアレンタルコントロール機能、グーグル「GooglePlay」のコンテンツフイルタリング機能などを使用し、不適切なアプリの使用を制限する方法があります。
3 料金プラン
スマホは、アプリなどのダウンロードや、自動アップデートなどによって、自分が操作していなくても通信を行うことがあります。気付かないうちに高額なパケット通信料がかかってしまうため、必ずパケット定額プランに入りましょう。
4 有料アプリの購入
スマホアプリには、無料のものもありますが、中には有料アプリもあります。価格は1つ数百円と少額ですが、多くなれば高額になることもあります。知らずに購入してしまうことを防ぐためにも、アプリをインストールする際にパスワード入力を必要とするように設定しておく事が大切です。まと、パスワードは親が管理すれば、子供が勝手にインストールしてしまうことがないので安心です。
5 ウイルス対策
スマホは、パソコンと同じようにアプリを介してウイルスに感染する事があります。そのためセキュリティ対策を欠かせない事が大切です。また、アプリの安全性が確認されているアプリケーションマーケットを利用することを徹底させます。とを徹底させます。また、スマホのシステム全体を管理するソフトウェアが古いままだと、ウイルス感染の危険性が高くなります。更新通知が届いたら、すぐに更新するように心掛けて下さい。
6 家族でルールを決める
あらかじめ、家族でルールを決めておく事も大切です。スマホの利用時間を決める、どんなアプリをどんな事に使うのか、使用料金は誰が払うのかなど、家族でよく話し合っておきましょう。
スマホやネットは、時には凶器にもなってしまいます一。歩間違えれば危険を伴う道具です。使い方を間違えれば悲しい出来事を生んでしまいます。スマホを持たせる前にきちんとお子さんと話し合うことが大切です。