小学生が個別指導塾を選ぶときに気をつける4つのポイント!

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個別指導塾を選ぶときに気をつけること小学生編 前編

塾を選ぶ際には色々と選択肢があります。集団か個別か。大手か地元密着か。もちろんそれぞれにメリットやデメリットがあり、それを的確に理解していないと高い授業を払ったのにイマイチ効果が・・・となりかねません。

ここでは小学生が個別指導の塾を選ぶ際に気をつけることを目的に分けて説明していきたいと思います。

まずは中学受験をする場合を見てみましょう。

中学受験をする場合のポイント1:集団と個別の違い

一般的には集団指導よりも個別指導の方が授業料は高いのですが、中学受験の場合は集団でもかなり高額な授業料となるため、実際にはあまり変わりません。違うのはそれぞれの特性です。集団指導では同じような学力の生徒と授業を受け小テストなどにも取り組んでいくため競争心を生ませるのに適しています。それに対して個別指導では自分のペースで授業が行われるため、良い意味でも悪い意味でもマイペースになりがちです。ただ、自分がやりたい科目に特化して勉強できる。苦手な単元を集中的に教えてもらえるというメリットはあります。子供の性格を見極めて選ばなくてはいけません。6c807ddb

中学受験をする場合のポイント2:塾の規模ではなく校舎単位で考えること

ここが一番重要かもしれません。塾の名前で選んでしまっている保護者の方は多いと思います。しかしこれは大きな間違いです。同じ塾でも校舎、特に教室責任者の性格や能力によってまったく別物となります。大手だから安心というわけではないのです。入塾説明や体験入塾の際に必ず教室責任者と話をしましょう。その際に

  1. 中学受験の知識をしっかり持っているか。
  2. 実際に担当する講師はどのような講師なのか。
  3. その校舎に通っている生徒(自習室の管理)の振る舞い、様子など

をしっかりと確認しましょう。

実際に大手の塾になると入社一年目や二年目の社員が小規模の校舎を任せられて責任者をしている場合があります。これでは中学受験に対する知識や経験は期待できません。

では次に公立中学へ進む場合です。

中学受験をしないのに塾に通う必要はあるのか。と考えている保護者の方がいるかもしれません。結論から言えば「正しく塾を選べばメリットは必ずあります」

ここではそのメリットと塾の選び方をポイントごとに述べていきます。

公立中学へ進む場合のポイント1:なぜ塾に通うのか

中学受験をしないのになぜ塾に通うのか。たしかに受験をしなくても中学生になれます。ただし「高校生になるには必ず受験しなくてはいけない」のです。じゃあ中学生になってから勉強をすればよい、どうせ小学生と中学生の勉強は違うし。これは大間違いです。

中学生の勉強内容を細かく見ていけばわかりますが、中学数学の文章題、割合、速度などほとんどの問題は小学生のときに習うことです。ここで理解していた生徒は中学生になって文字式を使うようになっても順調に理解していきます。小学生の時点で算数ができなかった生徒が急に数学ができるようにはならないのです。理科や社会に関しても同じことです。小学生でならったことの延長や応用が中学生になってでてくるのです。つまり小学生のときにしっかり勉強しておけばおくほど中学生になってからの理解はスムーズに進むということです。そう考えるとたとえ中学受験をしなくても小学生のあいだに苦手分野を個別指導塾で克服しておくことは大きな意味があると言えます。

公立中学へ進む場合のポイント2:どう塾を選べばよいか

勉強が重要であることは間違いありませんが、公立中学に進学する小学生は塾に通っていない、とにかく他の習い事か遊んでいるかという状況が多いと思います。その中で塾に行くわけですから、あくまで本人が気分良く通い続けることが重要となります。特に集団指導ではなく個別指導の場合は、その校舎の教室責任者および指導担当している講師との相性がすべてです。勉強しなさいと強制してくるタイプではなく、本人とかけあいながら気分に乗せ、重要な単元をしっかりと指導してくれる、そういった塾ではありません。個別指導塾の中には時給の安い大学生を大量に雇用して講師をさせている塾もあります。それでもしっかり指導してくれれば問題ありませんが質の悪い講師にあたると雑談ばかりしていて本人は塾に楽しく通っているが時間とお金の無駄になっていることもあります。