日本全国にはたくさんの有名な桜の名所があります。もちろん、東京にもたくさんあります。桜と言えば代表的な品種はソメイヨシノですが、ほかにも桜にはさまざまな種類があり、開花の時期や花の付き方、色の付き方が異なります。みんなで車に乗ってドライブを楽しみながら桜を見たいとなれば駐車場があるところでなければいけません。都内の駐車場のある桜の綺麗なお花見スポット紹介します。
飛鳥山公園
約280年前、徳川吉宗が享保の改革の一環として、整備を行い江戸庶民に開放したという歴史ある公園です。明治6年、太政官布達によって、上野・芝・浅草・深川とともに日本最初の公園に指定されて現在も園内には国の重要文化財を含む多くの史跡が残っています。歴史好きにはたまりませんね。
井の頭恩賜公園
もうすぐ開園100周年を迎えるこちらも歴史ある公園です。ボートから眺める池の周りの桜は見ものです。近くには井の頭自然文化園という日本最高齢のゾウ「はな子」のいる動物園や三鷹の森ジブリ美術館があります。カップルでデートにはもってこいの場所ですね。
としまえん
室町時代に築城された練馬城の城址を中心に造園された遊園地です。園名は練馬城を築城した豊島氏から来ていて、所在地は練馬区です。都内最大級の屋外プールがあります。(夏季限定)ジェットコースターなどの乗り物、昆虫館や釣り堀などたくさんのアトラクションがあり、お花見だけでなく一日中遊ぶことができます。夜桜であれば入園料が半額になります。夜桜も昼とは違う美しさがあります。
都立代々木公園
公園内の中央広場では都心で一番広い空が見られることで知られる公園です。少し前にデング熱で話題にもなりましたね。美しい桜を芝生に座りながら眺めることがおすすめです。。お花見以外にも保護柵に囲まれたバードサンクチュアリでバードウォッチングができます。
明治神宮外苑
明治神宮外苑は、明治天皇と皇后、昭憲皇太后のご遺徳を永く後世に伝える目的で造成され、大正15年10月に明治神宮に奉献されました。聖徳記念絵画館を中心に、憲法記念館(現明治記念館)などの記念建造物と、陸上競技場(現国立競技場)・神宮球場・相撲場などのスポーツ施設などがあります。これは全国国民からの寄付金と献木、青年団による勤労奉仕によって作られました。近現代の日本の歴史を学ぶのであれば一度は行くべき場所です。
靖國神社
首相が参拝すると中国と韓国との外交問題に発展する靖国神社です。境内には気象庁が指定する東京地方の桜の標本木があります。この標本木を見て東京地方の桜の開花が宣言されます。毎年、さくらまつりと春季例大祭奉祝行事が行われ多くの人でにぎわいます。境内にある遊就館では無料で本物のゼロ戦を見ることができます。