多くの中学校や高校では春か秋には文化祭や学園祭が行われることでしょう。その中で合唱コンクールはメイン企画の一つでしょう。クラスで一丸となってよい音楽を目指すわけで、どうせならいちばんを取りたいものです。そのクラスの実力はもちろんですが、実は合唱というのは楽譜によって結果がひっくり返るものなのです。合唱コンクールで勝てる6つの名曲を紹介します。学生時代を思い出して懐かしむ人もきっといるはずです。
COSMOS
作詞・作曲ミマスのクラス合唱の王道的な曲です。譜面の難易度は簡単な部類に入ります。繰り返しの部分が多く、楽譜が苦手な人でも覚えて歌いやすい曲であるといえます。アルトパートがややリードしていけばよく響き高い評価が狙えます。
道標
作詞・作曲清水宏美の最近は卒業式の定番にもなりつつある曲です。歌詞の内容からしても、中学3年生を強く意識しているものであるでしょう。やや難易度は高めではありますが、できないほど難しくはないでしょう。楽譜を研究してさらに良いものに仕上げましょう。
時の旅人
作詞深田じゅんこ・作曲橋本祥路です。難易度はそこまで高くありません。各パート、お互いの音を聞きながら合わせれば特に難しいことはなく良い合唱を作れます。曲の性質上、ほかのパートの音につられやすいので、自分の楽譜はおぼえてしまうのがいちばんなのかもしれません。
HEIWAの鐘
シンガーソングライターの仲里幸広作詞作曲の反戦歌です。このような曲が好きな先生が定番の合唱曲にしたのではないかと推測されます。伴奏のピアノ奏者には強くピアノを鳴らせる力がいるでしょう。ピアノ伴奏者で曲の雰囲気は大きく左右されるといっても過言ではありません。曲自体は比較的容易です。
マイ・バラード
松井孝夫作詞作曲です。この曲は出だしですべて場きますといっても過言ではありません。頭の部分はユニゾンと言って全員が揃います。そこが合えば勝ちはもらったようなものでしょう。途中で出てくる2拍3連符を決められれば完璧です。難易度は容易です。
この地球のどこかで
一世代前の卒業式の定番ソングといったところでしょうか。サビの部分の最初でどれだけ聴衆を引き付けられるかで結果が出るでしょう。ここは気持ちをもめて強めに、ここは弱めにするなど、曲の難易度が低い分、その面で加点しましょう。