災害時に必要!便利!非常持ち出し袋の中身20点を緊急点検

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

各地での災害でのニュースに接し、改めて非常時に向けた備えの重要性を再認識させられます。家族みんなの非常用の備蓄が万全か確認しておきましょう。

各自治体で出されている防災情報などを参考にしながら、非常持ち出し袋や防災備蓄について点検してみましょう。自治体によっては、非常用の備蓄のルールを制定している場合もあります。ここでは備蓄品についてまとめました。
実際には、家族との連絡・安否確認方法などの非常時の行動や心構えも打ち合わせしておいた方がよいでしょう。

地震、風水害などの自然災害や、感染症対策のための外出制限など様々なパターンが考えられますが、防災マニュアルなどを見ながらシュミレーションしてみましょう。自家用車が使える地域とそうでない地域とでも対応が違いますが、家・職場の非常用の備蓄や、外出時や自家用車での非常用の備蓄とそれぞれ考えておきましょう。

非常持ち出し袋の準備

専用の袋でなくてもよいかもしれませんが、決まった袋を非常用に準備しておくと管理が楽です。
購入する場合は2つの方法があります。
・中身が入っているセットを購入する

・袋だけ購入し、中身を別々に購入する

できれば、自分で中身のリストを作り、定期的に中身を入れ替えたりするのが、経済的ですし、いざという時に活用しやすいです。中身もセットされた持ち出し袋には、忘れがちなものがセットされている反面、個々人によって違う災害時のニーズに対応しきれていないので不足するものがないか考えてセットしておきましょう。
また、食品や衣類のように、特に災害用品を準備せず日常で使う分のストックを非常用に兼用した方が良い場合と、専用に準備した方が良い場合があります。
小学生以上の子どもの分もそれぞれ準備して、各自で点検させましょう。

非常持ち出し袋の中身に必要なものの準備

懐中電灯


ラジオとは別に移動するときや食事をするときなどを考えて準備した方がよいです。

携帯ラジオ


電池の不要な手回しのタイプのものも重宝するでしょう。

ヘルメット・防災頭巾


ヘルメットはかさばるので、少し考えものです。実際には復旧活動の時に必要になるという体験談も多いのであった方がよいでしょうが、持ち出し袋には防災ずきんの方がよいでしょう。

軍手


タオルなどとともに用意しておきましょう。

毛布


アルミタイプのものが持ち運びに便利です。

電池


電池は購入時の梱包のままで保管し、定期的に新しいものを入れ替えましょう。型を変換するアダプターもあった方がよいでしょう。

ライター


ライターは点火だけでなく、化学繊維などの靴ひものほつれ直しや切断、かんたんな殺菌などにもたくさんの用途があります。できれば複数個あった方がよいでしょう。電気式のものも便利です。

ロウソク


カップタイプのものが便利です。


持ち出し用として別に取っておくのではなく、500mLか1Lのペットボトルを日ごろ使って、いざというときに持ち出せる数を常に持っておく方が経済的です。
開封したペットボトルに水を詰めて冷蔵庫に入れておくという方法は、持ち出すと雑菌が繁殖して日持ちしない場合が多いのでやめましょう。

食品



カップのインスタントラーメンは意外に賞味期限が短く不向きです。水のいらないもの、薄味のもの、加熱のいらないものを用意しておいた方がよいです。

ナイフ・缶切


缶切りが必要な缶詰を食べることはほぼ無いと考えてよいでしょうが、さまざまな用途がある十得ナイフがあるとよいでしょう。

衣類


下着類・靴下がそれぞれ1、2セットあると良いでしょう。

生理用品


生理用のナプキンは様々な用途に使えるので男性も準備しておいた方がよいです。女性用の持ち出し品のセットも販売されています。

哺乳瓶

救急箱


ふだん常用している薬やコンタクトレンズ、メガネなども用意しておきましょう

現金


千円札や小銭を準備しておきます。

預金通帳・印鑑


いざという時に持ち出す書類をまとめておくと良いでしょう。

地図


歩いて避難する場合のために地図は必須です。

区市町村が発行している防災マニュアル


東京都の場合は各戸に配布されている「東京防災」の他に、各区市町村が配付している防災マニュアルや防災マップを準備しておきましょう。

被災地支援のためには


被災地でのボランティアなどでも同じように自立して活動できるように様々な準備が必要です。どのような支援が必要なのか、どのような心掛けが必要なのか、予め準備しておきたいものです。
被災地への支援やボランティアはお住まいの自治体の社会福祉協議会が窓口になっている場合が多いです。ボランティア保険の手続きなども行っている場合が多いので、現地にいきなり連絡せずに地元の社会福祉協議会に問い合わせるようにしましょう。