子供に何か習い事をさせたいな、みんな何をさせているのかな、と気になっていませんか?
せっかくお金と時間をかけて習い事をするのですから、子供にあったものを選びたいですよね。それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。
英語・英会話
【メリット】
語学の習得・異文化への適切な知識を習得をすることができることは、グローバル化が進んでいく中で大きなポイントとなるでしょう。また、小学校での英語必修化に備えての準備や、コミュニケーション能力の向上も図れます。
【デメリット】
英語教育に力を入れるあまり、日本語能力に支障が出る場合もあります。あくまで生活の中心となるのは日本語なので、英語の学習以外の時間は、きちんと日本語を使って会話をしてあげることが大切です。
学習塾・幼児教室
【メリット】
お受験対策としてだけではなく、基礎能力をしっかりと築きあげることができます。集団指導や個別指導等、子供に合った指導方法を選べます。
【デメリット】
教室や先生によって指導経験や実績にかなり差がある場合もあります。実際に通っている人の話を聞いたり見学に行くことが重要です。
ピアノ・音楽教室
【メリット】
神経系の発達がさかんな時期に音楽を学ぶことで、『指を複雑に動かす』『暗記する』『先の展開を考える』といった作業が脳を刺激してくれるので、音楽を学ぶだけでなく脳の発達も促進してくれます。また、豊かな感受性を育み情緒の安定を促します。
【デメリット】
楽器を購入するケースが多いと思いますが、習い事が続かなかった場合にはその初期投資が無駄になる可能性もあります。また、楽器の種類によっては練習の場所や時間も制限されるので注意が必要です。練習についていけずに音楽に対して苦手意識を持つことがないように、子供の気持ちと向き合える指導者選びが大切です。
習字・書道
【メリット】
姿勢・マナーが良くなり、精神力・集中力・忍耐力・持続力を鍛えることができます。綺麗な文字を書くことで、周囲に対しての印象が良くなります。字を書くことは一生を通じて行いますので、様々な場面で活躍することでしょう。
【デメリット】
成果がすぐに出る訳ではないので、地道に長く続けることが大切です。また毛筆・硬筆では異なるので、習字を習っているからといって硬筆も上手とは限りません。
そろばん
【メリット】
計算が速くなり、集中力もつきます。また指先を使うため脳が活性化します。的確な手段や状況を瞬時に判断する知力・分析力を高めることもできます。
【デメリット】
計算力と思考力は別物であるため、そろばんを習っているだけで算数の点数が上がる訳ではありません。また、週2~3のコースが多いので他にも習い事をさせたい場合はスケジュール調整が必要です。
絵画・造形
【メリット】
豊かな感受性と創造力、それを表現する様々な方法を身につけることができます。正しい道具の使い方や、描写・造形の基礎技術も学べるため、技術も向上します。写生大会や公募展も数多く開催していますので、出展して賞状をもらうことは子供にとっても自信につながります。
【デメリット】
また、成果が出ているのかどうか分かりにくい分野であるので、続けていて良いのか、いつまで続ければ良いのかの判断が難しいところはあるでしょう。教室の内容が本格的になるのは子供がある程度成長してからになるので、子供が楽しくのびのびと通えているかどうか長い目で見る必要があります。
まとめ
今や、お子様に習い事をさせているご家庭が大半だと思います。でも、習い事で大切にしたいのは、子供が「楽しめていること」「熱中していること」です。大人が無理してやらせるのではなく、体験教室等を上手に利用して、有意義で意味のある習い事を見つけましょう。親子で楽しめる習い事も良いですね。