東大出身者に多いリビング学習、環境づくりの7つのポイント

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子供の集中力はリラックスした環境でうまれます。家族のいるリビングで学習した方が安心感もあり、学習効果が高くなります。実際、現役の東大生や東京大学出身者の多くはリビング学習をしていたと言うことです。本来のリビング学習の意味は、リビングで学習させることではなく、リビングに専用の学習机を置いて学習させることです。その際の注意点をみてみましょう。

子供の身長にあった机の高さ

3ダイニングのテーブルや椅子は一般的に大人の体格に合わせられているので、テーブルとイスの間隔が大きくなり、子どもが勉強するのに適した姿勢になりません。手や肩に余計な力が入るだけでなく、目までの距離が近くなるので目が疲れやすくなります。机上面の高さがひじと同じか少し低めであるのが理想です。

子供の両足が床に着く椅子の高さ

6椅子は、足がぶらぶらせずにしっかりと床に着く高さにします。血流が悪くなるので、椅子の端に座ることはおすすめしません。今は、高さの調節できる椅子などいろいろな種類の椅子が販売されているので、チェックしてみると良いでしょう。また、足置を下に置いたり、座高を高くするためにクッションを利用するのも効果的です。

勉強に必要な明るさを確保する

7みなさんも日々の生活で感じていると思いますが、団らんや食事でリラックスするのに適する明るさと勉強に必要な明るさは違います。数値で言うと、団らんや食事は150~500ルクス程度ですが、勉強には500~1000ルクスが必要になります。子どもの目に負担をかけない為に、明るさの切り替えが出来るLED証明や電気スタンド等を利用して、机全体を照らすようにしましょう。

正面ではなく、背後や横から子供を見守る

11真正面から見られると、子供は何か言われるのはないかと不安になったり、威圧感を感じたりします。子供にストレスを感じさせないように、背後や横から見守ることが出来る配置が良いでしょう。子供に安心感を与えながらも、集中しているのか観察することが出来ます。

参考書や辞書などがすぐ取り出せる

8気になったり分からなかった個所をすぐに確認できるように、参考書や辞書がすぐに取り出せる環境にしましょう。後で調べてみる、はなかなか実行が難しいものです。横長のデスクであれば、スペースを気にせず必要な教材を並べられるので、手が届きやすく学習が進みます。

勉強道具の整理・収納

9リビングで学習するので、当然勉強道具もリビングで使うことになりますが、すぐに片づけられないとリビングとしては困りますよね。ダイニングテーブルやカウンターに勉強道具を置くようになる前に、その整理方法や収納場所に関してスムーズに出来るように決めておく必要があります。一時的に収納できるような専用の棚を用意したり、学習机に前棚を付けてそこに収納する場合は、あまり圧迫感のないものが良いでしょう。また、視界に入ると集中力が途切れるため、勉強に必要ないものも置かないようにしましょう。

親がすぐ対応できる

12せっかくのリビング学習なので、分からないところがあったらすぐに質問できるような環境が良いですね。質問されたら、家事や仕事の手をとめて応答してあげることが大切です。また、怒ったりガミガミ言わずに対応することで、子供のやる気を育てましょう。

まとめ

学習環境が心地よいと、毎日学習する習慣も自然と出来上がってきます。そこから確かな学力がつくようになります。子供の目線で、効率的な環境づくりが出来ると良いですね。