私はこの物語を読んで、出会いを意識しました。出会いというものは不思議でどんな出会いがどこに転がっているか全く分かりません。でも、この物語のようにデュークとの出会いと別れ。そして、その後の優しいデュークによく似た少年との出会い。どんなに悲しい別れでも、それを自分の中で思い出としてしっかりと乗り越えていくことができたら強くなれるし、次の出会いを大切にできると思います。私も最近、素敵な出会いをたくさん見つけました。大好きな友達、大好きな先生、大好きな先輩。不安と希望が入り混じって、複雑な思いでスタートしたこの中学校生活。何もかも初めてだらけでとても緊張していたけれど、やっぱり私の一番の支えとなったものは人との出会いから生まれたたくさんの幸せでした。
いつも一緒にいてくれて、いつも笑い合って、いつも支えてくれる友達。毎日私たちに色々なことを教えてくれて、つまずいた時に親身になって悩みを聞いてくれる先生方。部活の時にいつもお手本になってくれて優しくサポートしてくれる先輩。疲れて家に帰ってくればいつも変わらずにあたたかく出迎えてくれる両親。
近くに会って当たり前だと思ってしまいがちの大切なもの。
この物語は私に出会いのすばらしさを教えてくれました。日常の中での大切な出会いを私は今までよりも、もっと大事にしていきたいです。それが、デュークの物語のように悲しい別れになってしまったとしても、いつか素晴らしい思い出になることを信じて、これからの人生でたくさんの出会いを経験したいです。(1,714文字)