読書感想文例「このよでいちばんはやいのは」を読んで(小学校高学年)

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小学生、中学生、高校生向けの読書感想文の文例を紹介します。

このよでいちばんはやいのは」を読んで

小学生高学年

読み聞かせボランティアさんが、いつものように教室にやってきて本を読んでくださいました。「ほら、目を閉じてごらん」とボランティアさんが言った時、私はすでにお話の世界から、自分の夢を想像していました。
チーター、バジョウカジキ、新幹線、ジェット旅客機や光の速さなど、「このよでいちばんはやいもの」を順に紹介され、どれも速く走りすぎる光景ばかりが浮かんできました。その生き物や科学の進歩、自然の雄大さや素晴らしさがどんどん自分の頭の中に飛び込んでくる。まるでドキュメンタリー番組を見ているかのようです。
前に、家族と動物園に行った時のことです。モルモットを抱く体験ができるコーナーがありました。弟や妹にせがまれて、ついていく気持ちで参加しました。うちで生き物を飼ったこともなかったので、内心とても不安でした。
飼育員のひとが、モルモットを簡単にひょいと持ち上げ、次々と参加者にモルモットを渡していきます。そして私の順番。手からドクドクと伝わってきました。モルモットの心臓の鼓動です。初めての感触でした。扱い方がわからなくて膝の上にのせて、両手で大切に抱いて、いまおもうととても変な格好で抱っこしていました。とても怖かったけれど、心臓の動きは、とても早くて小さくて温かくて、心地いい感触です。私はとても戸惑いましたが。こんなに小さいからだなのに、生きている感触がどんどん押し寄せてくるようで、強く話しかけているように思えました。「このよでいちばんはやい」ってなんなのか、考えていました。生き物が速く走るのは、生きるためです。獲物を捕らえたり、身を守るために備わっている速さだと思います。私が出会ったモルモットも、きっとそうなのでしょう。この本には、そういった生き物の走る速さや自然の力、人間がものを作る力を伝えていました。
「このよでいちばんはやい」ものは、もう順番が決まっているのかもしれない。それでも、それぞれの持つ力は限りなく、比べようがないものばかりだと思います。出会ったモルモットが私に教えてくれたように、みんな一生懸命生きているんだと感じました。
私は今年、この小学校を卒業します。自分が生きていくためにやりたいことはまだ決められていません。それでも、あのモルモットや本に出てきた生き物たちのように、必死でいきることの魅力を感じました。なにか必死で追い求めるような力ってなんなのか、まだつかめないでいますが、将来そういうものが見つかるといいなと思います。
「このよでいちばんはやいのは」、人間の持つ「想像力」だそうです。こうやって書いている間に、生き物のことや自分の将来のことまでいろいろ考えているじぶんに驚きました。だからはやいのかもしれないと、思えました。これからまだまだいろいろなことを想像して考えて、チャレンジしたい。やりたいことはたくさんある。だって、生きているのだから。(1,189文字)

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