読書感想文例「注文の多い料理店」を読んで(小学生高学年)

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小学生、中学生、高校生向けの読書感想文の文例を紹介します。

参考記事:読書感想文はコピペで済ませよう!そのまま使える例文を一挙10件公開

お気に入りの一冊を見つけよう!【星の砂文庫】

注文の多い料理店」を読んで

小学生高学年

 わたしが「注文の多い料理店」を選んだ理由は、わたしが好きな本である「よだかの星」の作者である宮沢賢治さんの本であると知ったからだ。「よだかの星」の作者が書いた本なら面白そうだと思ったため、この本を読んで感想を書こうと思った。
この物語は、イギリス風の身なりで、じゅうをかまえた二人の青年しん士が山おく動物がりにやってきたが、え物を一ぴきも得られないでいたところ、あやしげな料理店を見つけて入ってみたらひどい目にあう話である。どういうひどい目かというと、料理店なのにひたすら「あれしろ」「これしろ」と注文されて、その店の人の言う事を聞いて体に塩をぬったりしていると、最後には自分たちが食べられそうになってしまったのだ。
この物語を読み終わって、わたしはまず「こわいなあ」と思った。なぜこわいと思ったかと言うと、理由は二つある。一つ目は、食べられそうになった青年しん士たちがだまされていく様子やだまされるにいたった考え方が、現代社会に生きるわたしたち自身に当てはまるところがありそうからだ。二つ目は、だます料理店側である。だまされやすい人たちであることを分かってやっているんだろうなと思ったら、ぞっとした。
だまされた青年しん士たちは、注文の多いことにふしぎに思いながらも、とくに何かを確かめたりすることなく、「自分たちが美味しい料理を食べるためにこんなに注文が多いのだ」と勝手にかんちがいしている。なぜかれらはこんな風に自分に都合の良い考え方を勝手にしてしまうのだろうと、わたしはふしぎに思った。わたしは、かれらがお金持ちでお金で何でも都合良く物事を進めてきたり、自分に都合の良い買い物をしてきたからではないかと考えた。物語の中で、この人たちはイギリス風の服装やじゅうを持っていると書かれている。物語が書かれた時代からしたら、それらのものはね段が高くてお金持ちしか買えないはずだ。それと、森の中でかりをしている時に、「何円むだになった」などお金のことを気にしている。自分がお金をかけてやっているのに、得たいものが得られないため、イライラしているのだ。これらのことから、お金をつぎこめば自分にとって良いことが起こらないとおかしいと、この人たちは考えているのだと思った。だから、料理店で注文をたくさんされても、「自分たちはお金をはらうのだから良いことが起こるにちがいない」と考えて、勝手に自分たちが美味しいものを食べられるとかんちがいしたのだ。そして、この料理店のオーナーは、この人たちが勝手に都合の良い考えをすることを分かっていてやっているのだと考えたら、ぞっとした。
「お金を払ったら必ず自分にとって良いことが起こる」。この考えはわたしも意識しないうちにしみついているのではないかと思った。わたしはふだん、よく考えないでものを買う。「これはあなたのためになります」と言われたら「なるほど」と思い「買ってみようかな」と思う。都合の良い考えをついついしてしまう。でも、この本を読んで、なぜその人はわたしにそうしてほしいのかや物やサービスを買ってほしいのかや、それを買ったらどうなるかを考えないと、青年しん士たちみたいにだまされる日が来るのではないかと思った。物やサービスは、人を幸せにするためにあるものだから、この物語みたいに客を不幸にするためにあるのはびっくりしたけれど、テレビやネットでのさぎやだましのニュースを思い出したら、こういう例もあることになっとくした。
わたしは幸い、今のところ、この物語の青年しん士たちみたいにだまされてひどい目にあったことはない。しかし、大人になって自由にお金を使えるようになったら、こうなるかもしれない。だから、これからは、物を買う時や人に「これはあなたのためになるからぜひやってほしいことがある」と言われた時は、「なぜ」や「どうなる」を考えてから自分の行動を選んでいきたい。(1,617文字)

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