近年、世の大人達が当たり前のように所有している「スマホ」はどの程度の年齢になったら持つべきものなのでしょう。日本は治安が良い国と言われていますが、毎日のニュースを見ている限り犯罪が起きていない日があるわけではありません。この現代社会はスマホが関わる事件というのも多発しています。よく知られているのが、スマホを持っている子供達がSNSや出会い系のサイトを利用して犯罪に巻き込まれるケースです。全国の小学校や中学校では、子供のスマホの使用に関して説明会を開いたり、授業参観や保護者会で取り上げてみたりするなどして、子供のスマホ利用に注意を呼びかけています。今回は思春期を迎える中学生のスマホ利用に関して考えていきましょう。
1.親がスマホを持たせようと考える理由もある
中学生のスマホはダメだ!と決めつけられない場合も多々あります。それは、その家庭の環境によっても考え方の違いがあるからです。親の考え方が「別にいいんじゃない」っていうご家庭もあることでしょう。両親共にフルタイムで働いていて、帰宅が夜になってしまうからスマホを持たせるという考え方もあります。母子家庭や父子家庭などで毎日の生活が忙しくて家を留守にすることが大半だ、なんていうときも子供にスマホを持たせるという決断があります。塾の送り迎えや学校への送迎で連絡を取りたいからなんて理由もあり得ます。
2.スマホを持たせなくてもいいという理由もある
まだ中学生だし、大事な時期だからスマホを持たせるべきではない!という考え方もあります。中学生は高校受験を控えている身です。特に必要でなければ、ゲームや友達とのやりとりばかりされたくないから、勉強に集中させるために持たせたくない。スマホで交友関係などでトラブルが起きるかもしれないから持たせたくない。などの理由があります。そもそもスマホというのは自分で月々の利用料金が自分で払えるようになったら持つべきだ!という大人の意見もあります。
3.スマホを子供に持たせるときは機能制限が必要
スマホを子供に持たせることが決まったときに必ずしたほうが良いことがあります!それは機能制限をかけることです。フィルタリングってやつですね。多くの携帯電話会社でフィルタリングサービスは提供されています。インターネット閲覧のできるページに制限をかける、アプリの勝手なインストールをさせないようにする、通話利用の制限などです。中学生くらいの年頃は好奇心が旺盛なのに警戒心が欠けていたりするので、何かが起こる前の対策が大切になってきます。
4.時間制限も必須!
大人でさえも電車の中や店の中でスマホを片手に操作をしている人はたくさんいます。子供にとってスマホは憧れの代物であり、ゲームと同じで面白くてしょうがないものであります。放っておきは、すっとピコピコしているのは間違いないでしょう。使いすぎに注意させなければなりません。中学生ともなれば、他にするべきことはたくさんあるのです。使いすぎてから怒って使用時間を短くさせるのはフラストレーションがたまりそうです。なので、最初から使用時間のルールを作っておけばいいのです。睡眠時はリビングにスマホを提出してからベッドに入るなどの決まりも効果的です。勿論、親もスマホの使いすぎは気をつけましょう。子供に注意しているのに親が年中いじっていたら示しがつきません!
家の中ではルータを使って、時間制限する方法もあります。
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5.危険性と禁止することをはっきりと伝える
スマホを持たせると決めたときに必ずすべきことは、親として子供にはっきりとスマホの危険性とやってはいけないことを伝えることです。中学生というのは親が思っているよりも色々なことを理解しています。曖昧ではなくてはっきりと伝えて、親子でスマホについて考える時間が大切です。