Z会 幼児コース「ぺあぜっと」は、難関大学向け通信教育で有名なZ会による幼児向け通信教育です。Z会というと問題が難しいというイメージがあるけれど、幼児コースも難しいの?受講料は?気になるポイントを見てみましょう。
対象と受講料
幼児コースの対象は3歳から6歳までです。年少から年長までそれぞれコースが分かれており、2016年度の月々の保険料は次のとおりです。
年少コース:1,954円、年中コース:2,571円、年長コース:2,571円
Z会の通信教育というと、他の通信教育に比べて少し受講料が高いというイメージもありますが、幼児コースに関しては異なるようですね。さらに、4月開講時からスタートした場合のみ6ヶ月・12ヶ月一括払いもあり、少しお得になります。
5つの領域を学習
幼児のときにしっかりと身につけておきたい、「自然・環境」「生活・自立」「表現・身体活動」「数・形・論理」「ことば」の5つ領域を重視することをコンセプトにしていて、それぞれの体験を通して観察力や想像力も育めるようになっています。子どもが主体的に学ぶことによって「あと伸び力」が育つように力を入れています。
バランスの良い教材
体験型教材「ぺあぜっと」とワーク教材「かんがえるちからワーク」の構成になっています。「ぺあぜっと」の体験学習は休日に行い、短時間で少しずつ取り組めるワークは平日に行うなど、家庭の生活パターンに合わせて学習計画が立てられます。内容も小学校の先取り教育として知識を身につけさせるだけではなく、覚えた知識をどのように使っていくかに重点が置かれた発展的な内容になっています。色々な実体験をさせるものなので、自ら体験して考えることが習慣づけられます。
個別担任制で提出課題も
年中・年長コースには提出用の「ぺあぜっとシート」がついています。「ぺあぜっと」の学習をもとにして親子で振り返りながら提出課題を絵に書いて提出すると、担当の先生より「おへんじシート」が届くので、毎月の励みになります。年少コースには「せいちょうきろくシート」がついているので、体験課題への取り組みの様子などを書き留めておけます。
親子で一緒に取り組める
「一人で取り組む課題」以外にも「親子で取り組む課題」もあるので、親子でたくさん会話をして、コミュニケーションを取りながら一緒に学ぶことができます。学習しながら親子の時間が取れるのも、魅力の1つですね。保護者向けに取り組み方の説明も記載されていて、どのように子供を導けばよいか参考にすることができるようになっているので安心です。全部一緒にやるのは大変だけど、子どもが小さいうちはいろいろと一緒に体験したい、1人で学習する習慣もつけさせたい、といった要望にも応えてくれます。
まとめ
実体験とワークを通して、「五感を使った良質な体験」「考えることの習慣付け」など、幅広い基礎力を鍛えることができます。小学校入学に向けて、確かな手ごたえと自信を身につけることができる魅力的な幼児教材と言えるでしょう。