卒業に向けて卒業生から学校へ送る卒業記念品を考えなくてはいけません。そうは言っても、卒業記念品を選びなさいと言われても何を選べばいいのかわからないというのが現状ではないでしょうか。自分の卒業する学校には何が必要なのか、また生徒は何を求めているのかを考えて、喜んでもらえる記念品を贈りたいものです。卒業生から学校に送る卒業記念品の、おすすめな代物を見ていきましょう。
ステージの暗幕
多くの学校の体育館などのステージには暗幕と呼ばれる幕が掛かっています。新築に建て替えたばかりで、これがない学校や古くなっている場合は検討する価値ありです。邪魔にならずにかつ見えるところに「第〇期卒業生記念品」などと刺繡を入れることができるので、おすすめです。暗幕を送る場合は特に、購入すると決める前に必ず先生に相談が必要です。
パイプ椅子
パイプ椅子は消耗品の側面もあり、また使う機会も多いため卒業記念品の定番です。背もたれに卒業記念品であることを示しましょう。パイプ椅子は使いどころはたくさんあるので、学校への記念品として大変喜ばれます。
ひな壇
ステージを広げたりステージの前に置いたりしてひな壇は発表会などでとても役立ちます。木製であればとても長持ちします。選ぶコツとして、収納しやすいものを選ぶこと、そして女子生徒でも簡単に運べる重さのものを選ぶことに気を付けましょう。
電波時計
教室にある時計が電波時計でないのならば電波時計がおすすめです。すでに時計があるという状況なのでなかなか普通の予算を使って時計を買い替えることはできません。電波時計でない時計が各教室においてあると時刻がバラバラになってしまい何かと不便です。特にノーチャイムの取り組みをしている学校にはおすすめです。
吹奏楽部に高価な楽器
入学式から卒業式まで、始業式や終業式などのBGMなどたくさんお世話になった吹奏楽部に楽器を購入するのはとてもおすすめです。吹奏楽部ばかり不公平だという考え方ももちろんありますが、学校のためにたくさん時間を拘束されてきた吹奏楽部の後輩に少しくらい気持ちをお返ししてもよいのではないでしょうか。贈呈する楽器は吹奏楽部の顧問の先生と相談して決めましょう。
運動会で使えるテント
運動会などでグラウンドに置くテントが古くなっているのであれば、テントを送るのは定番中の定番です。テントの屋根に卒業記念品であることを大きく書くことができます。地域行事で使われることもあり、自分たちの代が送ったものだと目にできるかもしれません。ただし、テントは一度購入するとかなり長持ちします。旧式のパイプテントを使っている場合は、ワンタッチ式のテントに更新していきましょう。
卒業記念制作の作品
私立だから予算が有り余っている、建て替えたばかりですべてそろえたところだなどの理由から、卒業記念品を送るにも送るものがないという状況が発生することがあります。そうなったときは学年みんなで卒業記念制作をしましょう。大きな壁画などどこかに飾れるものがいいでしょう。卒業記念制作はなかなか捨てられないのでスペースを取らないように気を使いましょう。