勉強のやる気を上手に引き出す5つの褒め方

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子どもは、褒められて認められると自信がつき、大きく成長します。勉強に関しても上手に褒めることで、やる気を引き出すことができます。新学期直前におさえておきたい、子どもの勉強へのやる気を大きく引き出す褒め方を紹介します。

小さなことでもたくさん褒める

%e7%84%a1%e9%a1%8c勉強のやる気を引き上げる第1歩は、小さなことでもこまめに褒めることから始まります。全部できてから褒めるのではなく、やろうとしたときにまず褒めるのがポイントです。例えば、机に向かったときに「すごいね!」「時間通りに始められたね」「自分から勉強するなんてさすがだね」など、褒めることで子どものやる気が出てきます。また、勉強の途中や終わったときにも「頑張って解いていてすごいね」「頑張ったね!」「この字がキレイに書けたね」など声をかけてあげると、子どもは認めてもらえた充足感を感じ、次へのやる気へとつながります。

まちがいを探さずに、できているところを褒める

a0002_011908子どもにとって、親がまるつけをしたり勉強を見てくれることは、勉強の達成感につながいります。それでもまちがいを厳しき指摘されるのは嫌なものです。子どものやる気をなくさないためにも、親は言い方にも気を付けたいですね。最初にまちがいを指摘するのではなく、できているところを探して褒めましょう。「ここまちがえてるよ?なんでできないの」ではなく、「全部解けたね。頑張ったね。ここだけ間違えちゃって惜しいね!」褒めた後にさらりとまちがいを伝えましょう。

成長したことを褒める

90成長したことを具体的な言葉で褒めると、子どもは自分の成長を感じ、それを親が認めてくれていることで達成感を感じることができます。「今」できていることはできて当たり前と思わず、以前はできなかったことができるようになった、その成長の証を認めて褒めてあげることが大切です。あわせて、最近覚えた知識や連続でできるようになったことも成長の証です。もっともっと、と求めるのではなく、まずは現状を認めて褒めあげましょう。

結果ではなく、プロセスを褒める

24小学生になると、これまでの園と違って点数や結果などが具体的に示されるようになります。テストや通知表など結果の点数だけではなく、頑張ったプロセスを褒めることがポイントです。例えば、「100点を取ったことがえらい」のではなく、「100点が取れるほど頑張って勉強をしたことがえらい」と捉えてあげることで子どものやる気を引き出すことができます。例え結果の点数があまり良くなくても、頑張っていた姿を認めてあげることが次へつながります。親の誉め言葉は、子どもが頑張るための大きな支えです。ぜひ効果的な褒め方を取りいれてみてください。

やる気を引き出すまるつけ術を取り入れる

89まるつけ術も上手に取り入れると子どものやる気を引き出すことができます。全部できたときに大きな花まるをつけるだけではなく、小さな花まるもセットで取り入れるとさらに効果的です。例えば漢字ではねる箇所を上手にはねることができた、ひらがなではなくカタカナで書けた、など小さなことで構いません。コメントをつけると喜びが一層大きくなりますよ。

まとめ

見逃してしまいそうな小さなことでも、子どもは褒めてもらえると嬉しくなり、次へのやる気へとつながります。認めてもらうことで自分に自信がつくことも大きなポイントですね。「勉強って楽しい」と思えるように、大人が上手に後押ししてあげましょう。