読書感想文例「あらしのよるに」を読んで(小学生低学年)

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小学生、中学生、高校生向けの読書感想文の文例を紹介します。


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あらしのよるに」を読んで

小学生低学年

 おかあさんが「このほんは、すごくいいほんよ、よんでごらん」といって「あらしのよるに」のほんををくれました。わたしはほんは、大すきだけど、おかあさんがくれたほんは6さつあってびっくりしました。でも、たくさんのおはなしがよめることにわくわくしてよみはじめました。おかあさんがくれたほんは、やぎとおおかみのおはなしでした。
一さつ目は、やぎとおおかみがあらしのよるにいっしょにこやにいて、ドキドキしました。ばれたらやぎはおおかみにたべられてしまうかもしれないからです。でも、まっくらだったからばれなくて、やぎとおおかみでほんとうはぜんぜんにてないのに「わたしたち、にてますね」といって、ふたりはともだちになりました。やぎとおおかみはあったときにふたりがわかるようにあいことばをきめて、つぎの日にあうやくそくをしました。
またドキドキしながら、2さつ目をよみはじめました。だって、おおかみがやぎを見たときにたべてしまうかもしれないからです。やぎもおおかみを見たらこわいとおもうかもしれないからです。でも、やぎとおおかみは、わらっておはなしをしていました。よむまでハラハラしていたので、わたしはほっとしてわらってしまいました。やぎとおおかみがあいことばの「あらしのよるに」といったあと、2ひきとも、ものすごくびっくりしたとおもいます。くらくてわからなくて、「わたしたち、にてますね」といってたけど、やぎとおおかみでぜんぜんにてなかったこともふたりともわかったとおもいます。それでも、ともだちになれたのがすごいとおもいました。わたしがやぎだったら、おおかみがこわくてにげてしまうかもしれません。やぎとおおかみがなかよくなってうれしかったです。
なかよくなったやぎとおおかみはいっしょにふたりでピクニックへいくことにしましたが、うっかりとおおかみがおべんとうをおとしてしまいました。おなかがペコペコのおおかみのよこで、やぎがあんしんしてねました。おなかがペコペコでもおおかみはともだちのやぎをたべません。やぎはともだちのおおかみだからあんしんしてねていたんだとおもいます。とてもなかのいいともだちになったんだなとおもってうれしかったです。
やぎとおおかみがなかよしになったので、わたしはあんしんして、3さつ目からはもうドキドキしなくなりました。なかよしのふたりのことをかんがえながらわくわくして3さつ目をよみはじめました。
やぎのなまえはめい、おおかみのなまえはがぶでした。なかまや森のどうぶつたちにふたりがともだちだとばれてしまって、めいとがぶは、なかまやどうぶつたちにうらぎりものといわれてしまって、なん日もいっしょににげました。めいとがぶはとてもなかよしなのになかまからふたりがなかよしなことがわかってもらえなくてかなしいきもちになりました。
山がふぶきになってよわってしまっためいが「いのちをかけてもいいとおもえるともだちにであえてしあわせ。」といって、じぶんをたべるようにがぶにいいました。
くさをさがしにいったがぶは、おいかけてきたおおかみのむれをみつけて「いのちをかけてもいいともだちか。」とかすかにわらって、さいごのちからをふりしぼって、おおかみたちにむかってはしりだしました。それが山のあらしになりました。
がぶは、いのちをかけてめいをまもりました。ふぶきがやんだあさ、めいはなんどもがぶのなまえをよびつづけました。たいせつなともだちがいなくなってしまってめいはすごくかなしかったとおもいます。がぶはめいがまもれてうれしかったけどしんでしまいました。
わたしは、がぶもめいもいきていてほしかったです。とてもかなしかったけど、こんなともだちがほしいとおもいました。そして、ともだちをだいじにしようとおもいます。めいとがぶのようにじぶんとちがったどうぶつでもわかりあってなかよくなっていきたいです。(1,590文字)