長い夏休みが終わり2学期が始まっていますが、勉強のやる気はいかがでしょうか?2学期は1番長い学期ということもあり、「中だるみ」をしやすい時期だと言われています。でも、1番大事な2学期だからこそ、モチベーション上げていきたいですよね。おさえておきたいポイントをみてみましょう。
2学期の特徴をおさえよう
新しいクラスや先生にも慣れる反面、学校での学習量が大幅に増え、内容も少しずつ難しくなっていくのが2学期です。また受験を控えている学年にとっては、部活動に参加していた人たちが夏の大会を終えて引退をし、勉強に集中をし始める時期でもあります。周りが学力を上げ始めるので、なかなか自分の偏差値の伸びを感じられない場合もあるでしょう。勉強の量が多かったり難しいと感じたり、周りがどんどん伸びているように感じているとしたら、それは自然なことなのです。大切なことは、この状況を踏まえてモチベーションを下げることなく学ぶ姿勢を身につけていくことです。
目標・期限を決めよう
モチベーションを上げるためには、まず目標を決めましょう。目標は実現させることが大事なので、難しいものではなく具体的・現実的なものがおすすめです。このとき、「一年後」「次のテストまでに」など、短い期限を設けるようにしましょう。目標がより現実的なものになり、目標達成に向けてのビジョンが見えやすくなります。
1日単位でやる事(ノルマ)を決めよう
大きな目標を決めたら、次はその目標を達成するための「身近な目標」を決めると良いでしょう。例えば、毎日テキストを2ぺージ読む・毎日漢字(単語)を10個覚える、など常に目に見える身近で具体的な目標で、かつ毎日できるような内容であることが成功の秘訣です。毎日確実にノルマをこなすことで達成感を味わうことができます。達成感を味わうとやる気につながっていくので、結果的にモチベーションを保つことができます。
少ない勉強時間でもいいので、毎日つづけよう
できた・できないがはっきり検証ができる目標にしよう
達成できたかどうか数値などではっきりわかるものにすると、うやむやにならずにすみます。目標が達成できなかったとしても、達成に向けて努力したプロセスを認めることが重要です。その上で目標を達成できなかった原因を考え、再度目標を立て直しましょう。
目標は自分で決めよう
まとめ
自分から積極的に学ぼうとする姿勢を身につけることは、2020年度から実施の次期指導要領でも重視している「主体的・対話的で深い学び」にも結びつきます。また、受験を控えている学年にとっては、2学期の内申が推薦や併願優遇措置の基準になるので、高い内申点をとって入試を有利に進めるためにも、しっかり取り組んでいきたいところです。