習字が苦手な子どもでも大丈夫!書初め克服の9つのポイント

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お正月と言えば書初めですね。学校の宿題で出るのでやらなくちゃいけなくて気が重い。。。と思っている人は必読です!ポイントをおさえて子どものやる気を引き出しましょう。

基本のおさらい

992337d53ea17fa42c07e8cb37433b61_t書き方の基本は学校で習っていると思いますが、もう一度ポイントだけ押さえておきましょう。
・筆はまっすぐ立てて書く
・薬指と小指は曲げすぎない(手の中にゆで卵を入れているイメージ)
・姿勢は、ひじを軽くあげて、脇を閉めない
・筆を持ったらひじから筆先までは固定し、ひじで筆を動かす意識で書く

お手本を置く場所に注意する

d3d25b039493bbed554b3e61343d67ca_sお手本をどこに置いたら良いのか分からない子どもも意外と多いものです。あまり遠くに置いてしまうと自分が実際書くときにはお手本のイメージが頭から消えてしまうことも。お手本を見ながら書く子どもは、自分が書く用紙のぴったり左側に置くようにしましょう。

試し書きとお手本をくらべる

5ebb488585a7baa8607f33475b45187d_tまずは細かいことは気にせずに1枚試し書きをしてみて、書けたものをお手本と見比べてみるようにしましょう。試し書きの時はお手本を見ても見なくても大丈夫です。試し書きとお手本を比べるときのポイントは、子どもに自分で比べさせることです。大人の目線で見ると、違いがたくさん出てくるかも知れませんが、ぐっとこらえて子どもに気付かせてあげてください。そして子どもが気付けたら褒めてあげるとやる気がアップしますよ。そして、次に注意して書きたいと思う箇所を決めて、お手本に赤ペンなど目立つように修正します。このとき、修正箇所が多いとやる気がなくなってしまうので、2,3か所に絞るのがコツです。

見比べるときのポイント① 線の長さ

横画や縦画の長さをお手本と見比べてみましょう。例えば「天」や「王」ですが、横画の長さは同じでしょうか?違いますよね。このように横画が何本かある場合、それぞれの長さに気を付けて書くとキレイにまとまりますよ。

見比べるときのポイント② 線の方向

線の方向も重要です。特にはらいがある場合その方向に気を付けましょう。「友」という字は左はらいが2か所ありますが、その間がだんだん狭くなるように書くのがこの字の特徴です。特徴をつかんで書けると良いですね。

見比べるときのポイント③ 線の間隔

文字のバランスを保つのに、文字の間隔もポイントになります。「川」や「用」など、それぞれの線と線との間隔の大きさが同じように意識して書くと、バランス良くまとまります。

直したい点に注意して書く

b9197dd018d94774705609ddd6866583_t直したい箇所がはっきりしたら、その点に注意して再度試し書きをしてみましょう。子どもが自分で決めた点なので課題意識を持って練習できるようになります。課題ができたらたくさん褒めてあげてください。子どもも達成感を得ることができ、次のステップへと続くようになります。書き終わったら再度お手本と見比べて、修正箇所を見つけて書き直すようにしてください。これを繰り返し、課題を克服したら清書にうつりましょう。納得のいく仕上がりになりますよ。

名前をていねいに書く

名前の部分はお手本とは異なるので、バランスのとりにくい字の子どももいるかも知れませんが、特にていねいに書くようにしましょう。名前の部分がしっかりしていると、全体的にきちんとした印象になります。自分の名前なのでキレイに書けるようにしておきたいですね。

低学年の場合

328c519331eb492b159d18222dc71ad9_t低学年の場合は、特に元気よく書くように心がけましょう。子どもらしく伸び伸びと書かれているかどうかがポイントになります。さらに余裕があれば、文字のバランスに気を付けられると良いですね。漢字はやや大きめに、ひらがなは少し小さめに、文字の大きさや文字と文字の間を揃えるようにするとすっきりまとまります。

まとめ

毛筆習字が苦手、というご家庭も多いと思いますが、ポイントを抑えれば満足できる習字ができるようになりますよ。良い機会なので、新春らしく親子で書初めをしてみるのもステキですね。