12月に入り、クリスマスや冬休みが待ち遠しい季節となりました。楽しいイベントが待っているので、なんだかソワソワしたりダラダラしてしまいがちですが、こんな時こそ、規則正しく学習をする習慣を身につけたいですよね。スケジュールを立ててこなすようにすると、学習習慣が身につくだけではなく、先を見通す力もつくのでおススメです。今回は、1週間のスケジュール作りをみてみましょう。
目標を決める
まずは、目標を決めましょう。この時のポイントは必ず子どもが自分で決めることです。自分でゴールを決めることで、達成したときに「日々の積み重ねの先に目標がある」と実感することができます。大きな目標を決めたら、そこにたどり着くための小さな目標をいくつか決めましょう。「何を」「どのような順序で」「どのくらい」していけば良いのか、先を見通すことができます。
長時間の学習予定は組まない
子どもが物ごとに集中して取り組める時間には限度があります。子どもの年齢によっても異なりますが、負担が大きすぎると子どものモチベーションを下げてしまいます。ダラダラ学習しても効果は得られないので適切な時間内におさめるようにしましょう。適度に休憩をはさむなど工夫も必要です。
子どもの体力に合ったスケジュールにする
毎日夜遅くまで学習予定を詰めこむなど、現実味がないスケジュールは実行しにくくなります。一部を朝行うようにするなどしても良いですね。また、習い事がある日などは内容を変えたり、宿題だけにするなど、子どもの体力に合わせたスケジュールを作るようにしましょう。疲れていたり集中力が落ちている状態で無理やり学習を進めて、子どもが勉強嫌いにならないようにしたいですね。
柔軟性を持たせる
1週間ぎっしり詰め込むのではなく、余裕をもったスケジュール作りを心がけましょう。友達と遊ぶ時間も大切ですし、急な用事にも対応できるようになるので、学習予定を入れない「調整日」を1日作っておくと安心です。調整日に時間が余ったり、予定が入らなかったら、その時点で改めてその日の学習内容や時間を決めても良いですね。
学習以外のこともバランス良く
子どもにとって学習することは大切ですが、家族や友達と過ごす時間や、好きなことに費やす時間はとても大切です。放課後の時間は限りがあり、習い事などもあると日々忙しいとは思いますが、1週間を通してバランス良くスケジュールを立てるようにしましょう。
スケジュールを達成した後のフォロー
ひととおりスケジュールをこなした後のフォローも大切です。子どもがスケジュール通りにこなせたら、その努力を褒めてあげましょう。次へのやる気へとつながっていきます。スケジュールが守れなかった場合は、「どうしてできなかったのか」親子で話し合ってみるとよいですね。