絵本は子どもにとって外の世界を知ったり、想像力を高めたりするために重要なものです。絵本というと子どものものと思いがちですが、絵本は0歳から大人まで皆が楽しめるものです。子どもの頃大好きだった絵本は、大人になっても心に残っています。一過性の楽しみで終わってしまう絵本ではなく、いつまでも心に残るような絵本を紹介します。
1.はらぺこあおむし
この絵本の素晴らしいところは、色使いです。とてもカラフルで一瞬で興味を引き寄せる力があります。ページが面白い形になっていて、遊ぶ楽しみがあるのもこの絵本の良いところです。何度でも読みたくなる名作です。
2.ぎゅっ
とてもシンプルな絵本で、ほとんど「ぎゅっ」という言葉しか出てきません。そのため赤ちゃんでも楽しめます。この絵本に出てくる動物たちは細かいところまでしっかり描かれているので、大人が読んでも楽しめます。読み終わったら「ぎゅっ」と抱きしめたくなる絵本です。ポケットに入るサイズの絵本もあるので、持ち運びには便利です。おうちの中であればぜひ大きい方で読んであげてほしいです。
3.とりかえっこ
簡単な絵に見えますが、よく見るとかなり物語性のあるこだわった絵です。それを見つけるのもこの絵本の楽しいところです。色々な動物の鳴き声をとりかえっこするのですが、最後のオチがとても面白く子どもは真似したくなります。
4.きんぎょがにげた
金魚が絵本の色々なところにかくれんぼしています。花に紛れたりカーテンに隠れたり、それを探すのがとても楽しいです。見つけたら「ここにいる!」と叫んでしまうことでしょう。読み聞かせであれば、親子のコミュニケーションにもなります。
5.がたんごとんがたんごとん
赤ちゃん向けの絵本です。膝の上に赤ちゃんを乗せて、がたんごとんと列車に合わせて揺らすととても喜ぶことてしょう。絵本を読み終わったあとでも、がたんごとんと一緒に遊ぶことができます。絵本と遊びが一緒になっているので、最初の絵本としてもおすすめです。
6.いやだいやだ
いやいや期の子どもに読みたい絵本です。何をしても嫌っという時期が誰にでもくるでしょう。絵本の中の女の子もそんないやいや期の子どもです。読んでもらった子どもは、主人公と自分を重ねて合わせ、いやいやばかり言ってはいけないと気づくことができます。言葉で叱るよりも、絵本を読んで聞かせる方が何倍も心に響くことでしょう。
7.ねないこだれだ
いつまでも寝たくないと遊んでしまう子どもがいます。大人としては寝てほしいけれど、どうやっても寝てくれないという時に読んでほしいです。おばけの世界に連れていかれるという内容ですが、決して恐怖を埋め込むというものではありません。怖がらすために読む訳ではなく、あくまでもこんな世界もあるんだよ、という語りかけのように読むのに良いです。子どもは自分で絵本の言いたいことを感じとるので、あえて怖がらす必要はありません。