算数が好きになる!楽しく取り組める学習の6つのコツ

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子どもによって好き嫌いが別れる算数。一度つまづいてしまうと苦手意識が芽生えてしまうので、親としては、我が子が「算数が苦手」となるのは避けたいですよね。算数が好きな子を育てるためのポイントをみてみましょう。

  図形問題が得意になるためのポイント

93図形問題は、キーになる図形を見つけることがポイントとなるので、日頃から図形を見つける訓練をしておくと良いでしょう。日常生活の中にある図形を意識して探していくうちに、脳も図形に反応するようになっていきます。また、図形を正しく把握することは、図形問題を解くためにも大切になります。フリーハンドでも大きくキレイに図形を描けるように練習するのもおすすめですよ。正確な図形が描けるようになると、図形を正確にイメージしやすくなります。

文章問題が得意になるためのポイント

92文章問題で大切なのがイメージすることです。まずは、実際にみかんやりんごなど具体的なものを並べてみたり、重さや長さを測ってみましょう。具体的なイメージがつかめると、問題になっている内容が見えてきますね。訓練を繰り返すうちに、頭の中でも具体的にイメージできるようになります。ほかにも、文章問題を音読させてみるのも効果的ですよ。

子どもには具体的なことばで声かけをしよう

0dd2220c5727850376d283490f17aaa6_s子どもにただ「頑張りなさい」と言っても、具体的な指示がないと、子どもはどうして良いのか分かりません。具体的な言葉で声をかけてあげましょう。「掛け算はできているね。割り算の復習をしてみようか」、「計算は正解だったね。文章題が苦手だね。もう一度やり直してみよう」など、具体的にあたたかな言葉をかけてあげてください。

算数が好きになるおすすめの遊びを取り入れよう

94遊びの中には、数字に強くなったり算数が好きになるような遊びもあります。例えば、お買い物ごっこやオークションごっこは、遊びながら数字を自主的に考えられる遊びとしておすすめです。さまざまな計算を頭の中で行えるので、楽しみながら学べます。

集中できる工夫をしよう

91ダラダラと取り組むのではなく、時間を決める・適度に休憩をはさむなど、子どもの集中力を高めるような工夫も必要です。キッチンタイマーを用意して制限時間内に問題を解くようにするのもおすすめです。キッチンタイマーはデジタル表示ではっきり見えるものが良いでしょう。時間設定はゆとりのあるものではなく、子どもが頑張ってクリアできるような時間を、問題集1ページごとなど細かく設定すると取り組みやすくなります。

勉強をする環境にも意識をしよう

9普段勉強をする環境も大切です。かといって、特別な環境は用意する必要はありません。静まり帰った場所よりも、生活音があるようないつもと同じ環境がベストです。また、お腹空いていると集中できないので、軽く腹ごしらえをしておくと良いでしょう。リラックスできる環境がいちばんです。

まとめ

ポイントを抑えれば、算数も楽しい科目となります。小学校だけではなく、中学高校と長い付き合いになる算数、子どもが算数好きになるように、できるだけサポートしてあげたいですね。