小学校に入学したら1年生から勉強の習慣づけが大切、と言われたことはありませんか?1年生のうちから毎日机に向かう習慣をつけることが大切な7つの理由をみてみましょう。
1. 素直に納得して勉強に取り組める
学年が上がるにつれて、宿題の量が増えたり内容も難しくなっていきます。中高学年以降に学習に取り組む姿勢をつくっていくのは、意外と難しいものです。「なんで勉強しなくちゃいけないの」と疑問を持ったり反抗する気持ちが出てくることもあり、勉強すること自体が辛く感じることもあるでしょう。1年生の時であれば、抵抗感なく素直に毎日の勉強習慣を受け入れることができます。
2. 学年に上がるにつれて増える勉強量にも対応できる
毎日宿題以外にも学習をする習慣をつけておくと、少しずつ時間を増やしていってもそれに対応できるようになります。高学年になると宿題の量自体も増えますが、すでに学習の習慣ができているので、宿題だけで終わりにせず、さらにプラスした学習を続けられるようになりますね。
3. 基礎学力が自然と身に着いてくる
毎日の学習によって、読み書き計算に代表されるような基礎学力も自然と身に着きます。自ら知識を活用したり、考える能力なども養われます。
4. 日々の積み重ねが成績アップにつながる
1年生のうちに毎日机に向かう習慣ができると、次に、やらなければいけないことに取り組めるようになり、決められたことをきちんとやるようになります。そして、やったことを振り返ることで、本質的な学力の土台を築くことができます。子どもが毎日机に向かうことができたら、ひとこと声をかけて褒めてあげると、子どものやる気につながりますよ。
5. 週末の60分より毎日の10分
毎日少しずつ勉強しても、一度にまとめて勉強しても、学習直後の成績には差はありませんが、長期間の記憶として考ると、毎日少しずつ勉強するほうが良いでしょう。また、一度にまとめてやろうとすると、作業となってしまい、勉強を嫌いになってしまう場合も。毎日宿題以外に10分間でも勉強をすることがポイントです。短時間だと勉強モードへの切り替えもしやすく、集中力も続きます。
6. 生活パターンに組み込みやすい
新生活のスタートにあわせて、毎日の勉強を生活パターンに組み込んでしまうと、毎日の勉強を習慣づけやすくなります。たとえば、おやつの後、夕食の前、お風呂に入る前、朝の歯磨きの後など、毎日同じ生活リズムの中にパターン化してしまいましょう。「さあ、はじめようか」など、さりげなく声かけをしてあげてください。
7. やったことが目に見える、でやる気が引き出せる
毎日の学習が習慣となるようにはどのようにして、続けさせたら良いのでしょうか。低学年のうちであれば、学習ができたらカレンダーにシールを貼ったり、勉強したページの付せんをはずしたり、しるしをつけるなど、「やったことが目にみえる」と達成感を感じやすく、次へのやる気へと続いていきます。いろいろな方法を上手に取り込んで、子どものやる気を引き出してあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。特に学習と出合う1年生のうちに、勉強が楽しいと思えるようになれると良いですね。1年生のうちに身に着いた習慣は、今後の学習に大きな影響を与えます。この時期を大切にして、サポートしてあげてください。