小学生、中学生、高校生向けの読書感想文の文例を紹介します。
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「エルマーのぼうけん」を読んで
小学生低学年
ぼくは「エルマーのぼうけん」という本を読みました。本やさんでお母さんが本を買ってくれるといったので、いっしょにえらびました。なんでぼくがこの本をえらんだかというと、ぼくはきょうりゅうが大すきだからです。この本はりゅうが出てくるんだよとお母さんがいったので、それを買うことにきめました。りゅうはきょうりゅうにはねが生えたような生きものです。それに、エルマーのぼうけんには、とらやライオンやさいやゴリラなど、大きなどうぶつがたくさん出てきます。ぼくは大きなどうぶつも大すきなので、よんでいてとてもわくわくしました。
このお話は、エルマーがたすけたねこから、どうぶつじまにとじこめられているりゅうのことをきいてたすけに行く話です。エルマーはなんどもこわいどうぶつにつかまりそうになるけれど、いつもリュックの中のあっとおどろくものをつかってにげることに成こうします。リュックの中にはナイフやふくろやキャンデーやかがみやブラシなど色いろなものが入っています。エルマーはとてもゆう気があるし、やさしいと思います。さいしょにねこをたすけてあげたのもやさしいし、かわいそうなりゅうがいるときいて、あぶないのにたすけに行ってあげるのもやさしいと思います。エルマーがやさしくしてあげたから、ねこもりゅうのたすけ方や、もって行くとやくに立つものをおしえてあげたんだと思いました。ぼくはエルマーがどうぶつたちに見つかりそうになるたびにどきどきしたけれど、エルマーは、いつもすぐにどうぶつからにげる方ほうを思いついてすごいと思いました。
ぼくが好きだったのは、エルマーがサイのつのを歯ブラシでみがいてピカピカにしてあげたところです。ぼくもどうぶつ園のサイのつのをピカピカにして見てみたいです。それから、りゅうのいる岸にわたるために、ぼうつきキャンデーをワニのしっぽにむすんではしをかけるところが大好きです。キャンデーは全部食べるのに時間がかかるし、その間にワニを橋にしてわたれるので、エルマーは頭がいいなと思いました。おこったどうぶつたちがエルマーをつかまえるためにワニを渡ってきた時はとてもこわかったけど、さいしょのワニがキャンデーを食べ終わって、どうぶつたちを乗せたまま川を泳ぎ出した時はスカッとしました。ぼくはどうぶつのことは好きだけど、いじわるをしてはいけないし、りゅうをいじめていたからさいごはばつを受けたんだなと思いました。
ぼくもエルマーみたいにつよくてやさしい男の子になってぼうけんに出てみたいです。エルマーは9才だけど、ぼくは2年生なので、サッカーをもっとがんばってつよくなりたいと思いました。ぼくもエルマーみたいに大きなリュックを持っているので、夏休みにおじいちゃんの家に行くときはぼうけんに使えるものを入れていこうと思います。そして、おじいちゃんの家の近くにある畑や山で、大きな石をならべてぴょんぴょん岩みたいにして遊んだり、虫をつかまえて、ぼうけんごっこをしたいと思いました。。(1,234文字)
小学生中学年
私がこの本と出会ったのは小学校の図書館です。「ぼうけんのおはなし」というコーナーにおいてあり、ライオンのかみのけにリボンがむすんでいたのがおもしろそうだったので読もうと思い、かりました。他にも「エルマーとりゅう」と「エルマーと十六ぴきのりゅう」というぞくへんがありましたが、シリーズの一さつめなのでこれから読もうと考えました。
この本は、エルマーがりゅうを助けるためのぼうけんのおはなしです。とちゅうでどうぶつ島に行くと、どうぶつたちがエルマーのことをしんにゅうしゃと思っておそってくるのです。最初は七匹のトラたち、次はサイ、そしてライオン、おまけにゴリラ、最後にワニがエルマーをつぎつぎとおそいます。しかしエルマーは、トラにはチューインガムを使ってにげのびました。サイにははみがきセットをあげてにげのびました。ライオンにはブラシとリボンでたてがみをきれいにしてあげてにげのびました。ゴリラには虫眼鏡を使ってにげのびました。ワニにはキャンディーをあげてにげのびました。そしてついにりゅうを見つけ、おいかけてくるどうぶつたちをふりはらい、りゅうにのって空を飛びました。エルマーとりゅうは、だれがなんと言おうと、どうぶつ島になんか。もどるものかと思いました。
エルマーは次々とおそいかかるどうぶつに対して、頭を使って自分の持っているものを利用してにげのびます。どうもうな動物をこんなもので何とかするのか、ととてもおもしろく思いました。エルマーはとても頭がいい子だなと感心しました。私の前にもしいきなりおそろしい動物がきたら、こんなにれいせいに対処することは出来ません。慌てて大声を出すことすら出来ずにたちすくんでしまうでしょう。
この本を読んで思ったことは、どんな大変なじょうきょうでも、冷静に頭を働かせればうまくその場をのりこえられるということです。私もこの前の算数のテストでとても難しい問題に出会ったときに頭が真っ白になってしまいましたが、エルマーのように、自分の持っている簡単なちしきをつかうことで今度はうまく出来るかもしれません。また、どんなにありふれたものでも大切に持っていると、意外なかたちで役にたつものだなと思いました。私も持っているものをいつか使うかもしれないと思ってなかなか捨てられないことがありますが、いつか誰かの役にたつものかもしれないので大切にとっておこうと思います。最後にエルマーがとてもポジティブな性格でいいなと思いました。物語の最初で家を出る時に、お母さんに対して「猫に大変失礼なことをしていたし、家を出るくらい別にいいか」と言います。そんな風に考えることはなかなか出来ないと思います。私だったら家を出ることに迷ってこうかいしてしまうところですが、エルマーの考え方はとても大人びています。そんなちょっぴり大人なエルマーがどうぶつ島でのだいぼうけんを通してさらに成長していくものがたりをとてもおもしろく読むことができました。(1,221文字)
小学生低学年
いえのちかくのとしょかんで、おすすめのコーナーにあったので、読んでみたいとおもいました。しましまのりゅうがかいてあってかわいいです。まえにおともだちもおもしろかったといってたので、読んでみたいとおもいました。
この本は、こういうお話です。エルマーは、のらねこをおうちにつれてかえったら、おかあさんにおこられてしまいました。のらねこと仲良くなったエルマーは、こわいどうぶつたちにつかまっているかわいそうなりゅうの話をききました。りゅうは、お空のくもからおっこちて、どうぶつたちにつかまって、ひもでしばられているそうです。川をわたるお仕事をするためにしばられているそうです。エルマーは空をとびたかったです。だからねこが、たすけたら空をとべるかもしれないといいました。それでかわいそうだなとおもって、たすけにいくことにしました。リュックに、たくさんのどうぐをいれます。じしゃくや、はみがきも入れます。キャンデーや、ながぐつも入れます。さいしょにみかん島に行きました。たくさんのみかんを、リュックの中に入れました。みかんはあとでつかいました。どうぶつたちがいる島につきました。りゅうがしばられている川を、いっしょうけんめいさがしました。そこにいくまでに、みつあみのライオンがいたりします。ゴリラや、さいもいて、大きくて強いです。しゃべりかたがへんてこなねずみや、うさぎもいました。エルマーはどうぶつたちより力はよわいけれど、たくさんかんがえて、こうどうしていてえらいとおもいました。こわいどうぶつに食べられそうになっても、がんばっていてすごくえらかったです。リュックでもってきていたどうぐがやくにたっていて、すごかったです。たくさんびっくりしますが、とてもおもしろかったです。エルマーをみつけたときは、わたしもうれしくなって、どきどきしてわくわくしてじゃんぷしました。わたしは、ピンクのりゅうをみてみたいし、ともだちになりたいとおもいました。エルマーをたすけられたのでとてもとてもうれしかったです。
わたしもねこがすきなので、ねこにいわれたら、りゅうをたすける元気がでるとおもいました。本にはちずがついていて、どこのみちをとおっているかわかって、ぼうけんがどこまですすんでいるかわかるからわくわくします。にんげんとねこも、りゅうとねこも、りゅうとにんげんもなかよしなので、わたしもおともだちとけんかしないでなかよくしようとおもいました。
わたしも、ゆうきをだして、人やどうぶつをたすけたいです。いままででいちばん長い本をよんだので、がんばったとおもっていました。こんどは、もっとながい本を読みたいです。おともだちにも、おもしろかったよといいたいです。どうぶつの本をもっと読んでみたいです。エルマーの本につづきがあるとママがいってたので、それも読みたいです。全部読んでみたいです。そしたら、またかんそうをかきたいです。(1,201文字)