小論文対策、ロボット・人工知能AI活用を問う5つの分野

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最近何かとインターネットな世界やニュースや新聞など、広く注目されているのが「人工知能(AI)」です。将棋でプロを破るなどしてよく話題になっていますね。大学入試の小論文ではこのようにロボットや人工知能・AIなどといった話題になったものは取り上げられやすい傾向にあります。特に人工知能=AIは様々な分野に応用できるため、小論文ではその学科に合わせた活用の可能性を問われるでしょう。今回は多くの受験生の小論文に役立てる5分野で分析していきます。

医療分野での活用

医療の分野でまず活用が考えられるのは患者の症状から病名を判断することでしょう。そして、適切な薬の選択にも役立ちます。そうなったときの医者の役割、薬剤師の役割を小論文では問われるのではないでしょうか。感情を理解できるロボットや人工知能AIを開発中ですが、やはり人の気持ちを理解する点を中心に論じることが求められます。

福祉分野での活用

福祉分野では介護職員や保育士などの人手不足を補うために活用されるでしょう。福祉分野の小論文では、人手不足を補うこと以外に、排せつ介助や入浴介助などに活用することで、職員の負担軽減以外にも利用者の尊厳を守ることにもつながるといった視点で書きたいです。

工業分野での活用

工業分野での活用は多岐にわたります。単純作業の人間の代わりになることはもちろんです。工業分野で小論文を書くならインダストリー4.0やビッグデータの活用と関連付けて、人間とロボットや人工知能AIとの関係をどうしていくのかなどを議論することができるようにしましょう。

サービス業分野での活用

大学を卒業した後は、サービス業に就く人がほとんどでしょう。そもそもサービス業というのは農林水産業、工業以外を指しますから本当に多岐にわたります。人文社会学系統の学部であれば、「あなたの将来の夢と関連付けてロボットや人工知能AIについて論じなさい」といった小論文の出題が見込まれます。サービス業分野ではデータ処理に活用すること、そして個人情報の流出に留意することは外せないでしょう。

家庭生活分野での活用

保育士や栄養士を養成する学部の小論文であれば、家庭や生活とロボットや人工知能AIを関連づけて論じる必要があります。家事の負担を減らす視点で論じていきましょう。

まとめ

小論文でロボットや人工知能AIが狙われたとき、注意すべきは人間の役割がなくなってしまうことです。もちろん、ロボットや人工知能AIを突き詰めていくと人間は必要なくなってしまいます。しかし、小論文で人間は必要ないとまとめれば間違いなく落とされます。小論文では、完璧な答えを求めているのではありません。与えられた課題からのひらめく力、そしてそれを論じる力を見られます。ですから、最低限、ロボットや人工知能AIについてこんな活用方法を私は考えるという意見を準備しておく必要があります。