高校生になれば、アルバイトができるようになります。
アルバイトをしてお金があれば、もう少しやりたいことができるのに・・・そんな思いでアルバイトをするか迷っている方もいると思います。
初めてアルバイトを始める方へ、アルバイトをすることでのメリット、デメリットや高校生がアルバイトする時の法律など、知っておきたい情報をまとめました。
1.お金が手に入る
アルバイトの一番の魅力は、なんといってもお金です。
高校生になると、学校帰りに友達とご飯を食べたり、少し寄り道をして遊ぶ機会もあるでしょう。
また、服やゲーム、携帯電話など、自分で買いたいものが増えてくる時期です。
アルバイトをすることで、これらのことができるようになり、高校生活の充実度がアップします。
2.出会いがある
高校生の学校や塾での交友関係は、せいぜい数年差が多いですが、アルバイトを始めることで、様々な年齢の方と交流することができます。
また、友達の人数を増やすチャンスでもあります。
3.いろいろな職種が体験できる
やってみたい仕事を自由に選ぶことで、自分の興味ある職種を体験することができます。
中には、将来の夢につなげられるかもしれません。
自分の知らない世界へ飛び込むのは勇気がいることですが、経験や知識が増えることは良いことです。
4.社会の厳しさを知る
今まで親に出してもらったお金を使う事しか知らなかった学生が、初めて自分でお金を稼ぐ立場になるのがアルバイトです。
お金を稼ぐ厳しさや大変さを初めて肌で感じることができます。
丁寧な言葉遣いや社会のルール、嫌なことがあっても外にださない忍耐力をつけることができます。
5.勉強時間が減る
学生の本分は、やはり学業です。
アルバイトをすることで勉強時間が減り、成績が下がれば親が反対することは必至です。
テスト週間などのテスト前にはシフトを調整してもらえるバイト先を選ぶことも大切です。
6.時給が安い
一般的に、成人に比べて高校生の時給は安いです。
同じ仕事をしているのに、職歴が長いのに、時給が安いのは辛いと感じることもあるかもしれません。
長く働いていれば時給がアップするバイト先を選ぶことも大切です。
7.給料は本人に支払われる
18歳未満の子供が働いた給料を、親が取り上げることがないように、給料は本人に支払われます。
賃金は、毎月1回以上、定期的に、通貨で、全額を、直接本人に支払うことになっています。
ただし、自分も相手も同意の上でなら、銀行等に振込みもできます。
振り込みの際は、本人名義の口座が必要となりますので、事前に準備しておきましょう。
8.労働時間・休憩時間・休日には決まりがある
労働時間は、1週間に40時間、1日8時間までと決められています。
休憩時間は、労働時間が6時間を超えるときは、途中に45分以上の休憩時間が必要です。
休日は最低でも週に1回以上はとる必要があります。
9.夜間の勤務は禁止されている
高校生がアルバイトで勤務できる時間は朝の5時から夜の10時までと決められています。
10.危険なバイトは禁止されている
高校生のアルバイトでは危険な仕事に就くことができないよう、仕事内容も法律で制限されています。
例えば、運転中の機械等の掃除、検査、修理等の業務や、高温・低温な場所、異常気圧の場所における業務、高さが5メートル以上で墜落のおそれのある場所における業務などの仕事は、法律で禁止もしくは制限がされています。