この本を読んで得たことは、この金閣寺はフィクションではあるが、金閣寺が燃やされたのは実際の出来事だったことを知ったことだ。実際の放火事件とこの小説とは異なるものだろうが、美しいものへの恨みという点に関しては共通していたのではないだろうか、と考えさせられた。それとこの小説を読んで変わったことは、○○すべき、○○しなければいけないという絶対的なものが全てではないということ。それ以外の道や考え方もあるという存在を知ったことだ。これから進学し、社会へ出ていくことになるが、自分はどうすべきか考えるきっかけになったと思う。(1,900文字)