推薦の話は夏休み明けまでしないなんて高校は多いことでしょう。そうはいっても、もう推薦を受ける予定の人は決まっているでしょうし、そわそわしだす時期です。推薦入試で合格すれば本当に楽に大学に入ることができます。残り少ない高校生活を、ずっと遊んですごせます。場合によっては、実力以上の大学に合格することだってできます。まずは、推薦入試を受けられるように、高校生活の中でしておくべきことを紹介します。
できる限り評定平均を上げておく
まずは評定平均を稼がなくてはいけません。評定平均というのは成績のことです。これが低いと校内選考で落とされてしまいます。また、入試で評価するときも必ず影響があります。評定平均を上げるには定期テストで高得点を取る以外にありません。定期テスト対策をしっかりとしておきましょう。
ボランティアを複数する
ボランティア活動について書く欄がある大学の場合、そこが空欄であればまず落ちます。また、一つしか書かれていない場合は、入試のために一度だけ参加したという風に見られてしまい、相当内容のあるものでない限り、評価されません。特に内容の薄いボランティアであれば複数に参加しておきましょう。
資格欄に書けるような資格を取る
英語検定や漢字検定など資格欄は必ず埋めておきましょう。もちろん、英検や漢検はないよりはあったほうがいいです。しかし、持っている高校生は多いのであまり評価されにくい傾向にあります。気象予報士など普通の高校生は持っていないような資格を持つことがおすすめです。
部活動などで結果を残す
部活動の大会に参加して結果を残せばそれはそのまま評価になります。実力ある生徒を求めている大学であれば、学力に関係なく合格できる大学すらあります。部活動以外にも作文コンクールなど賞をとれる機会はたくさんあります。個人の実績を作っておきましょう。
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部活動を3年生まで続ける
部活動で結果を残せる人はほんの一握りです。結果を残せない場合は、3年間続けてきたという実績とそこで何を学んだのかを言葉にできることです。途中で部活を離脱するのであれば、相当納得できるような理由がないと推薦はあり得ません。推薦を目指すなら、つらくても3年間耐え抜きましょう。
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先生に好かれる生徒になる
こちらは推薦入試の問題点ともいえます。やはり、先生に好かれないことには学校から推薦はもらえません。推薦してくださいと頼んで、確実に推薦をもらうためには先生に好かれなくては無理です。先生はまじめにまじめに生きてきた人がほとんどです。提出物や挨拶など人として最低限必要なことは備えておくだけでも先生には好まれます。
並行してセンター試験の勉強をしておく
推薦入試に向けて力を入れて、学校から推薦がもらえても合格できなければ、その後はかなり不利な状況になります。推薦入試で合格しても、センター試験での合格点は取れるレベルに勉強しておきましょう。そのつもりで勉強しておけば、余裕をもって推薦入学にも望めるので合格率は上がります。