資格を持っていると就活に有利だというけれど、実際にどんな資格が良いのか悩んでしまいますよね。ここでは、資格を選ぶためのポイントと、おすすめの資格を紹介します。
アピールできる資格を選ぼう
就活の選考でアピールすることを考えると、何でも資格を取得すれば良いというわけではありません。どうしてその資格を取りたいと思ったのか、何のために取ったのか、自分の言葉で説明できるものでなければ、あまり意味がありません。就職だけを意識するのであれば、仕事に直結する資格が有利です。入社してから研修後に取る資格を先取りで取っておくのも良いですね。どうしてもこの仕事をしたいというアピールになります。向上心を持ち続けているという姿勢があれば、その思いは面接官にも届くでしょう。
短期間で取得できるものがおすすめ
学生も何かといろいろ忙しいので、なるべく短時間で取得できる資格がおすすめです。就活直前でも、数か月で取得ができて選考に間に合う資格もあるのは嬉しいですよね。短期間だと試験の日程から逆算して勉強を開始することができるので、ゴールが見えやすく、集中も途切れずに取り組めます。
まずは合格を狙えるものから
どうしても必要で合格したい資格以外は、合格率が高いものを選んで受けるようにすると良いでしょう。得意分野であれば勉強にも取り掛かりやすいですね。一つ合格すればペースもつかめてくるので、先に得意分野で受けやすい資格を取り、そのあと時間のある時に苦手分野に取り組むのも一つの方法です。
普通自動車免許
外回りで車を使う業務がある企業はもちろん、内勤でも持っていて損はありません。車の運転があまり得意ではなかったり、免許は取ったけど既にペーパードライバーだったとしても、実際に仕事で車を使うかどうかは別なので大丈夫です。社会人になってからは、自動車練習場に通う時間がなかなか取れなくなってくるので、学生時代に合宿で取得しておくと良いですね。
参考記事:冬休みに免許を取ろう!運転免許合宿申し込みサイト4社徹底比較
簿記
経済学部や経理志望の学生には必須となる簿記ですが、お金の流れを把握することが出来るので、持っていると役に立つ資格です。就職にも転職にも有利ですね。1ヶ月ほどの短期間の勉強時間で、独学でも取得可能なので比較的取りやすい資格です。
参考記事:日商簿記3級は独学で受かる!これだけはチェックしておきたい4つのこと
TOEIC/TOEFL
グローバルな企業展開が進んでいる現在において、英語が話せるということは強みになります。TOEICやTOEFLは、英語力を数値化して評価しているので、客観的に判断がしやすく就活においても重要視されています。
MOS
MOS(マイクロオフィススペシャリスト)は、今や必須でもあるパソコン力を客観的に証明してくれる資格です。マイクロオフィス製品の基本的なことが身につくので、マスターしておくと入社後の作業効率がアップします。ある程度パソコンが使えるのであれば、独学でも1ヶ月ほどで取得可能なので、取っておくと良いでしょう。
秘書検定
電話対応やファイリングなど、基本的なマナーや職務知識・経済用語などを身につけることができきます。社会に出るのに必要な最低限のビジネスマナーや常識を学生のうちに取得できるのがポイントです。他の人と大きく差をつけることができるので、秘書を目指す以外の人も取っておくと有利です。
FP技能士
FP(ファイナンシャル・プランナー)は、銀行口座・生命保険・クレジットカードなど金融商品を扱う上で有利になる、国家資格です。金融機関や保険関係・税理士・会計士などの仕事を目指すのであれば、FPの知識は必須となってきますが、それ以外でも日常の生活においても役立ちます。保険契約や資産運用・人生設計にいたるまで、人生においてお金の問題に直面したときに、自分で知識を持っていると強みになります。
まとめ
就職に有利で、かつ日常生活においても持っていると為になる資格はいろいろあります。短時間で取得できるものもあるので、学生時代のうちにぜひ挑戦してみてください。